おいしさはやさしさ

旅行の日記とか独り言です

新しいスマホがある生活19日目:9/13

普段と違う枕でよく寝れず、2時間ごとに意識が浮上するも何とか朝まで寝た。枕の高さがいつもと違うときは、いっそ枕をどけて直接布団に頭を乗せるほうが楽だと気づいた。目を覚まし、街にくりだした。

朝ごはんを食べた。このお店には、前の家からはフラッとバスで来れたけど、今の家からは電車を乗り継がないと来れなくなってしまった。気軽な感じで楽しめた場所を、改まって十分に楽しまないといけなくなってしまったような、変な感覚だった。難しいことを考えてしまったけどご飯は美味しかった。

ご飯を食べ終えてから少し散歩をした。一眼レフを持ってウロウロしていたら、きれいな花を見つけた。近寄ってみたら、その花を撮っているおじさんが数人いることに気がついた。おじさんたみは、私がカメラを持っているのに気づいてくれて、場所を開けてくれたし、アングルとかカメラ用のアイテムだとか教えてくれた。普通に通りがかってスマホで写真を撮るだけだったら、おじさんたちもあんなに話しかけてくれなかっただろう。カメラというアイテムは、新しい世界のドアを開けてくれる鍵みたいだ。

その後、電車でガタゴト移動してから車の練習をした。弟に時間をつくってもらい、弟の住む街を車で移動した。意外と機械の操作に慣れてきているのか、あまりパニックになることなく運転ができた。駐車も入れ直しつつ無事成功。車世界らしくコメダに行った。

そのまま長距離を走ろうという話になり、空港の近くに行ってみた。普段なら轟音がすごいだろう場所なのに、全く飛行機が飛んでいなくて静かだった。空港の紹介をしている写真が展示されていたけど、もうその景色はここ半年再現されていないはずで、昔の当たり前が当たり前ではなくなったことを意識せざるを得なかった。空港によくお世話になっていた身としてはぐっとくる。

そんな感じでドライブを終え、家路についた。メッセージ動画の撮影を依頼されていたのを思い出して対応した。駅構内の人通りが少ない場所でとればいいかと思っていたけれど、実際撮ってみたら途中から駅のアナウンスがそこそこの音量で流れてきてしまい、動画を取り直す羽目になった。最近ずっと家にいるから、静かな場所なんてどこでも作れると思っていた。どうも人が集まる場所はそうでもないらしい、という新しい気づきを得た。

いろいろあったものの帰宅して一息ついた。今日いろいろ移動している間に、前の最寄り駅を通過した。もうあの家は私ではない誰かの家なんだな。フジファブリックというかPUFFYの「Bye Bye」の歌詞みたいな気持ちになった。

帰ってからご飯の用意を終え、のんびりご飯食べようとしたら、天井近くに黒いものがある気配を察した。黒いカサカサする虫。まじかよ〜と思ったけど、いつか現れるだろうとは思っていたので冷静に対処した。一人暮らし女性、強くあるべし。

Gのせいで気持ちが戦闘モードになってしまったので、昨日放送していたマッドマックス録画を見た始めた。思った以上に手に汗握ってしまい、寝る前に見るには気持ちが昂りすぎそうだったので途中で止めた。一度見たはずなのにほぼ話の流れを覚えていない。毎回映画をイチから楽しめるのがわたしの欠点であり良いところです。

ちゃんと正しい日本語を書こうとしたら淡々とした感じの文章になってしまった。外出の刺激と車の運転をするための集中力で頭痛すらします。よく寝て、明日もやっていきます。