おいしさはやさしさ

旅行の日記とか独り言です

人に好かれるのが怖い

古い友人に久しぶりに会い、自分の新たな一面を人に言えたのでメモ。

人に好かれるのが怖い。人がわたしに興味を持とうとしても、「放っておいてください」と思って逃げてしまう。中学時代に友人が距離を詰めてきたときも、結構露骨に逃げてしまったし(その後ときを経てその友人とは仲のいい距離を保てている)、その他に好意を示されたときも、断るか気づかないふりをしてしまう。

今はマシになったけど、当時は自分のことが自分であまり好きでなかったので、そんな自分を好きになる人のことが気持ち悪かった。これが原因かなーと長らく考えていたけど、今日あたらしい考えに思い至った。

たぶん、「自分に対して愛情を注いできた人生最初の存在である親が、わたしの人生に過干渉気味である」ことも影響しているんだろうな〜。「放っておいてほしい」のはその現れなんだろう。他人、必ずしもわたしの人生に圧力かけてくるわけじゃないから安心してほしい、わたし。

ちなみにこれ系の話でいうと、人と素肌が触れ合うのがなんとなく好きじゃなくて、それも幼少期にいい思いをしなかった経験と結びついているからなんじゃないか。親に髪の毛の櫛を入れられるとか、考えるだけで逃げ出したくなる。背中をさすられるのもあまり好きじゃなくて、そっと一人にしていてほしいと思ってしまう。ほんとうはそんな戦いしなくたって、誰かに支えてもらえば良いのだけど。弱っているときにその姿を人に見せたくないなと思っちゃうな。弱みを握られて主導権を握られるのが嫌すぎて、体調悪くても自分でいろいろ後始末つけるように意思の力で乗り越えてしまう。

人間の体温、悪いものではないはずなのではやくいい思い出で上書きしたい。人に頼っても弱み握られるわけじゃないので、こんな孤独な思考を上書きする成功体験をつみたい。