おいしさはやさしさ

旅行の日記とか独り言です

2023年の年末年始

30年生きてきて、人生で初めて家族以外の人たちと年越しをする実績を解除した。東京から遠く離れた地域に行って、一人の友人を介して集まった5人で一緒に時間を過ごして面白い時間だった。相変わらず初対面の人とはなかなか仲良くなれなくて、一通り自己紹介したら特に喋ることがなくなってしまう。それでもつらくない人たちなのでありがたかった。それぞれが自由にその場を楽しめるのはオトナたちだなぁ。2022年の最初はこんな年越しをするとは思っていなかったので人生なにがあるか分からない。

なにもないところから帰ってきた先が大都会トーキョーなので気持ちのギャップが大きい。48時間前までは1時間に1本しかバスがないところにいて、24時間前は電波が入らない大型客船のなかにいて、気がつけば電車が数分おきに来るような都会にいる。こんな違和感も家につくとふっと消え去ってしまう。旅行前後の心の動きに寄り添ってくれるのはやっぱりくるりで、ヘッドフォンでくるりの楽曲を聞きながら、一人家に向かって在来線に乗っている。

普段全く関わりがない人たちなので「ハローもグッバイもサンキューも言わなくなって、こんなにもすれ違ってそれぞれ歩いていく」という言葉がピッタリで、さすがくるり。また彼らと再会する機会があるのか分からないけれど、再会しても面白いし、再会しなくてもそんなもんだなぁと思う、そんな年始。2023年も良い1年にしよう〜