おいしさはやさしさ

旅行の日記とか独り言です

卒業旅行の旅程作り with TripIt

大学4年次を休学しているので卒業は来年ですが、この春は卒業旅行に行く予定にしています。(本当の卒業旅行では3週間くらいヨーロッパに行きたい)

とはいえ、一緒に旅行に行く友人は大学に行っておりなかなか会えないため、TripItで旅程を作成して共有することにしてみました、という話。

 ▼TripItとは?

TripItは2006年10月に設立されたConcur社というスタートアップが提供しているアプリで、現在はブラウザ用サイト、iPhone用アプリ、Androidアプリから利用することができます。
公式サイト:TripIt - Travel Itinerary - Trip Planner

2010年頃にはスマートフォンから利用可能となり、既に海外では話題になっているようです。

TripIt | CrunchBase

ブラウザ版・スマホアプリは共にFree版で十分な機能を有しているのですが、Pro版はもっと便利なようです。これは手放せなくなるだろうな…(詳細は後述)

▼実際に使ってみる

サイトは基本的に全て英語ですが、日本語の入力にも対応しています。

メールアドレスまたはSNSアカウント(Google+/Facebook/米国Yahoo!)で登録を行い、認証が完了したらあとは[Add a trip]で旅行の概要を作成し、その後[Add plans]としていろいろな情報を追加していきます。この情報も、[Transportation][Activities][Other]など項目がだいたい示されているので、適切なモノを選んで枠に合わせて記入するだけ!

そうやって記入を完了させると、こんな旅程表ができてしまうのです(※サンプル)。

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前述の通りサイト内は全て英語になっているので、少し壁になるかもしれません…でも海外旅行に行くくらいの英語力で大丈夫!この便利さは英語を頑張る価値があります。滞在先の住所を記入しておくとGoogleマップを表示してくれる、旅程の変更を簡単に共有できる、Googleカレンダーに予定を転載など、有り難いポイントは尽きません。友人への共有も、閲覧/編集権限を設定してメールアドレスを記入するだけです。

また、英語のみ対応しているサービスとして、TripItに指定されるメールアドレスにフライト予約のメールを転送するだけで、旅程の自動作成もしてくれるそうです。今回はこの作業も全て日本語で行いましたが、次の海外旅行ではぜひ使いたい…

▼使ってみた感想

今後、旅行では欠かせないツールになる、と断言できます。なくても困らないけれど、あればすごく捗るタイプのアプリ。まだ旅行に行っていないので、また後日にでも使用感を伝えられたらと思います。Facebookで旅程を共有したり、写真を追加して思い出を振り返るツールにでもできそうな雰囲気がぷんぷんします…

他の日本語ブログでも記述があったのですが、TripIt旅行でも役立つけれど出張の方がより使う意義があるアプリだと思います。Pro版はまさにそれを目指しているように見受けられました。日本語版ページを見ると一目瞭然ですね。

出張管理ツール | TripIt - Concur日本

具体的にはメールを転送せずとも旅程を自動作成、フライト遅延の通知などの機能が追加されるようです。出張した経験はありませんが出張の管理は経験があるので、どれだけ業務を効率化するかはなんとなく分かります。

また、こういったサービスは利用者だけでなく提供側にもメリットをもたらしていることも容易に想像できます。航空会社とのやり取り・宿泊先の手配などで手数料を得るだけでなく、様々な旅行に付随するデータを得ることで、将来的には "○○に行ったあなたにおすすめの次の旅行先"、など表示してくれるのではないでしょうか。旅行とはつい財布の紐が緩んでしまうものなので、ビジネスとしても回りやすいような気がします。

競合会社としては、Mocha.co、TripWare、WorldMate、Deem、KAYAK、Dopplr、Traxo、Tripsourcingなどがあげられており、旅行のサポートという領域を狙う企業は多数あるようです。それぞれの機能を比較した訳ではないので詳しくは分かりませんが、旅行という経験がスマホの台頭によって変わってきていることを感じました。

にしても、旅行はやはり楽しみなものです。わくわく!