おいしさはやさしさ

旅行の日記とか独り言です

引きこもり生活86日目、そして引越し準備1日目: 6/21

タイトルのとおり。引きこもり生活を送っていたのですが3ヶ月ぶりの圧倒的大移動をかまし、引っ越しすることにしたので日記のタイトルを変えます。

今まで23区内に住んでかなり便利な暮らしをしていたのですが、いかんせん部屋が狭いので24時間在宅生活には向いていない。ということで引越しに至りました。面倒くさがりなので契約更新を続けてしまい、このまま上京時の家で骨を埋めてしまいそうだったので勢いで決めた。えいやっ!新居は今よりも駅から遠く、今より広い。しっくりきているかと言われるとよく分からないけど、駅から遠い以外に特に不満はないので思い切った。会社からはめちゃくちゃ遠くなるので、このまま在宅勤務が2年くらい継続されてほしい。勢いで生きている人間なので自分の条件にぴったりハマるものを突き詰める、というのが難しい。いまの家も最初に見に行ったところにしたし、それまでは親の決めた家に住んでいるので家探しというものがよく分からない。ただ、今回の仲介業者の人はめちゃくちゃ丁寧に普通の接客をしてくれてよかった。前のめりに「申し込みましょう!!」ではなくて「まあ自分の中で総合点をつけていただいて基準を超えるようであれば〜」みたいな感じで面白かった。あとめちゃくちゃ地形とか詳しくて人と話すのも好きなんだろうな〜って人で、わたしとは違う人種の人なんだなとしみじみした。Googleマップのレビューで決めたけど口コミは正しかった。ピンと来てないけど及第点の家に住むのは、結婚生活とかもそんなもんなんだろうかと思ったりする。結婚したことないから分からないけど。内見に向かう道中で「吉祥寺だけが住みたい街ですか」のマンガを読んでしまい、ピンとくる家がどこかにあるんじゃないかと少し心のどこかで期待してしまう。まるで恋愛マンガを読んだ後のようだ!

ということでこれから引越しで忙しくなると思うのでその記録になります。家から遠くにいると必然的にお店で時間を潰すことになる。マスクはしていたけど、もうコロナに対してあまり心配する気持ちがなくなっていることに気づく最近。一応厚労省のアプリも入れてるし、家に帰ってきたら手洗いうがいはするけど、心のどこかで「もうウィルスはわたしの近くにいない」と思ってしまっている。ここ1週間で完全に外食週間は帰ってきた。まだ飲み会はしてない。複数回買い物に行くのはOK。電車での長距離移動は解禁してしまった。JRの車内案内では、車内の換気に対するエクスキューズが述べられていた。わたしの中でコロナの世界の結界は電車に乗らないことで保たれていたので、電車に乗ってしまったらもう結界はとけたも同然なようでした。非常事態宣言が出て、いろんなことを思ったような気がするけどもう遠い過去で思い出せない。とりあえず潰れて欲しくないお店によく課金していた。課金したクラウドファンディングのリターンを受け取らないまま引っ越すことになるのが心残りなものもある。コロナで何を思い何を失ったのか得たのか。NHKの何かの番組で「コロナは日本の文化には残らない、なぜならばあまりに個人的で、さらに風景に変化がないかは」との論を聞き、とても印象に残っている。街の見た目は変わらないのに人の動きだけが変わったのがコロナだった。街が戻りつつあるけど何か大切なものを忘れてしまっている気がしてならない。

引越しに向けては、冷蔵庫の食べ物減らしていくのと、食べ納めたい食べ物を食べるのと、事前に送れる荷物はおくっちゃうという3本建てで毎日日記を残していきます。事務手続き苦手なのでがんばるぞ…仕事は相変わらず憂鬱だぞ…