先日、「ジビエ料理屋」なるものに初めて行ってきました。
鹿・イノシシ・雉といった、日頃食べない天然の動物の肉を食べたのですが、想像以上にさっぱりしていて、いつも食べている豚や牛といった食用動物の遺伝子選抜がいかに長年行われてきたのだろう・・・と長年の畜産農家の方々の努力に遠い目をしてしまいました。とはいえジビエを今までそんなに食べたことがないので味の評価が難しく、私にとっては本当に「好きか嫌いか」でしか評価できない領域でした。
https://www.hotpepper.jp/strJ001110335
また、このお店のドリンクメニューに「罠 ハイボール」という飲み物があります。初訪問のお店だったので、店の名前がついた飲み物を頼んでみた・・・のですが何の味かわからない。なんとなくほんのり青梅の香りがするようなしないような・・・と思いつつネットで調べても原材料は秘密とのことでした。
(「アルテ」第6巻P93)
私が最近ハマっている「アルテ」という漫画があり、その中で料理好きの少女が「料理に出された原材料をすらすら当てる」というシーンがあります。こんな風に、自分も料理が好きならばきっとあてられるだろうに、自分はそんなに今まで料理の原材料の情報を身体にインプットさせてないのでわからないというもやっと感を抱えてしまいました。お店が秘密にしていることが嫌なのではなく、自分が摂取しているものの中身がわからない(=言われたとおりにしか情報を受け取れない)というのはなんだか不甲斐ないな、という気持ちです。
食べ物にしろ情報にしろ、今まで「違い」をインプットして分類できるようになった分しか人は理解できないのだ、と思うと、生きていくのをもっと面白く感じ楽しめるように、いろんなことを分類できる頭や考え方をしていきたいものです。そんなことを考えた週末でした。ごきげんよう!