お久しぶりです。気がつけばまた前回更新から1ヶ月半ほどたってしまい…
先週は一週間、会社の視察研修でニューヨークに行ってきました。そこそこ世界を回ってきているというのに、実は初上陸…ということでざっくり感想をば。
アメリカにしては街が小さい
空港からタクシーに移動している間に驚くほどの渋滞に巻き込まれて、平日の日中だというのに…!と感動すら覚えていましたが、どうも四六時中ニューヨークは渋滞しているのでは?というのが最終日の感想でした。というのも、街のサイズに対してトラックがやたらでかく、そのトラックが動くことであたりの交差点が軒並み詰まるという…アメリカ本土のデカさを改めて感じました。きっとアメリカの大部分はあのトラックサイズなんだろうなと思う半面、街に合わせるのではなく車が頑張るところがなんともアメリカらしい…街が小さいというよりは、街に歴史があって古くの道幅が維持されているという表現のほうが正しいかもしれませんが。ローマも同じく道路のサイズは小さくて、でも車もそれに合わせて小さかったので、ここまで違和感は感じなかったように思います。渋滞に巻き込まれるのも大変でしたが、あとは工事も多かったような…ニューヨークについてあまり歴史を理解できていないのですが、なにかリニューアルの時期なのでしょうか?
「世界の中心」観
世界を旅行して、「ここが世界の中心だ!」という場所には今まで出会ったことがなく、むしろずっと育った関西を離れて東京で暮らし始めたときに、今まで感じようのなかった「圧倒的な経済規模」を感じたのが「中心」に対して私が持っているイメージです。ニューヨークは、観光地としてはきっとそこまで圧倒的ではなくて、むしろ経済の街なんだなと、行ってみて改めて思いました。「住むのに快適」という印象はあまりなく、むしろ「(ビジネスという)用を足すのに最適化された街」という感覚がありました。あとはなんというか「無骨」な印象。地下鉄はなんだか暗くて、無理やり走らされているような感覚で、前述の通り車はでかいし工事ばっかりしてるし。人種のるつぼというのもなるほど、というような、逆に人種を気にしない無骨さを感じました。
もちろんご飯を食べているときなど、サービスについては「西洋だな」と思わされる気配りで、ふと出会った人もなにかと会話をすることは多く、「敵対心を持っていない」ことを示すために見知らぬ人と会話する、という感覚はあまり日本では得られないものでした。
911について思ったこと
今回は9/10にニューヨークに入って数日滞在したのですが、会社の視察旅行ということであまり遊び時間はなく、でも10日と11日、それぞれで911モニュメントに様子を見に行きました。10日は式典前日のため、メモリアルミュージアムは15時に閉まってしまい中には入ることができず。屋外にあるWTC跡地を回りました。
すごく大きな四角い滝が2つあって、それがWTCの跡地とのことでした。私個人、旅行のたびに「その場所で起こった歴史的な事件、その結果人類に与えた影響」というものをどうしても考えてしまうのですが、WTCについては人生初と言って良いほど、物心に残っている出来事(当時9歳)で、まだ歴史として受け止めることができないな、ということがここでの感想です。初めてニューヨークの地を踏んで、ウォール街とWTCの近さを体感して、ここにそびえ立つ「世界」を冠した建物が爆破されることの影響の大きさを、この歳になって改めて考えさせられました。911当日は夕方頃に再度訪問をしてみたのですが、やはり前日とは違う雰囲気で、これは写真を撮る場所じゃないな、と思いながらこの場を跡にしました。
ということで
時間がないながらもMoMAとミュージカル鑑賞、自由の女神はちゃっかり回ってきたので後ほど詳細アップします〜ごきげんよう!