おいしさはやさしさ

旅行の日記とか独り言です

思いを言葉にできるって力になる

気がつけば5月、それも半ばですね。GWは海外に行っていたのですが、出国前と帰国後で季節がきれいに入れ替わっていて、急いで衣替えをしました。衣替えと一緒に模様替えもして、気分一新です。 今回は特にテーマもなく、思ったことをつらつらと書いていきます。

自分のコンディションを守る

今日のほぼ日にこんな一説がありました。

無理やり病気を探し出して、過剰な治療をするつもりもないけれど、身体のメンテナンスは、こまめにやっていたほうがいい。

まさに今週末から体調を崩し、金曜から午後休を取って休んでいる私に響く言葉。もともと扁桃腺から風邪を引くことが多く、熱はないけど違和感を感じていたのですが、予想通り風邪でした。病院では「花粉症で鼻炎が悪化していることによる風邪です」と言われたものの、敢えてこのタイミングだったのもなんとなく分かっていて、仕事の過緊張がちょっと今週緩まったからなんだろうな〜。

実家は「少し体調が悪い」だけで病院に行くことを父親が執拗に勧めてくる環境で、いつからか「病院に行く」ことが嫌いになってしまったのですが、働き始めてから少し感覚が変わり、可能な限り自分のパフォーマンスは高い状態でありたいな、と思うようになりました。そんなこんなで、昨日は久々に39度台まで熱が出てしまったので、今日は一日ゆっくり過ごします(ディズニーに行く予定があったのだけど)(無理だった悲しい)

エムグラム診断

今週やたらSNSで見かけるエムグラム診断、私も診断してみました。f:id:puch0o:20170514113709j:plain

なるほどね、たしかにね、という診断結果でした。「そそっかしい」とか本当にそうなんだけど、あの質問への回答結果のどこから判断してるんだろうスゴイ!

こうやって自分の性格が言葉になると、人へ説明するのは分かりやすくなって良い反面、自分の性格を自分で決めてしまう、というのは懸念でもあるかな、と個人的には思いました。「B型の性格は◯◯らしい」と聞いて、B型が自分勝手に振る舞いがち、とか。まあ、そもそも特徴的な性格を自分で説明することの難易度はまだまだ高いので、この結果を人に伝えるメリットはすごく大きいはず。

そんなエムグラム診断の裏側の話、とても長文ながらとても興味深かったです。

note.mu

内向的

この診断結果から改めて自分の内向性を意識して、積ん読だったこの本を読みました。

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

書かれている内容としては、普段私が見ている世界とそんなに大差はありませんでした。私自身、小さい頃から内気に一人遊びばかりしている子でしたが、ある時「人前に出られる自分があった方が生きやすい」ということに気がついて、外向的な自分を作っていった節があります。頑張って自分の根っこを上書きしていたつもりだったものの、じっくり振り返ると外向的な自分でありつづけるのは自分にとってすごくストレスがかかっていることに気が付き、両方の自分を持っていることを自覚しようとした・・・流れがちゃんと体系的に説明してある本でした。

私にとって当たり前すぎることが書かれているので、これとは違った見方で世の中を見ている人がいるということを逆に意識するようになりました。外交的な人には世界がどのように見えているのだろう。自分の当たり前が人の当たり前ではないということは、面白いなあと思います。

心の健康大切

久しぶりに大学時代の知り合いに立て続けに会って、「そういえば私ってこういう話し方をする人だったな」「こういうトピックに興味を持っている人だったな」と自分を思い出すきっかけになりました。

「協調性が異常に高い」がゆえに、環境に染まりやすい私。会社に入って、一つメインの居場所のみで過ごしていて、そのことが逆に私にとってすごくストレスフルだったことに気が付きました。

そんなときに下のブログを読みまして(エムグラム診断の裏側の方です)、

maidmai.com

私も人の悪意に敏感だし、仲間はずれにするのもされるのもすごくエネルギーを使う。そんなことに気を使っている暇があるなら、一人で面白い本を読んでいる方がよっぽど有意義な時間を過ごせる。と思った(のが理由かはさておき、)学生時代はいろんな組織に所属してふわふわ漂っていました。八方美人なのではなく、ただただ自分のアイデンティティを複数持ちたかった。そんな私は「一つコミュニティを決めないといけない」修学旅行の部屋決めがとっても嫌でした。普段は割とキラキラしたメンバーと一緒にいる割に、こういうときは最後までメンバーを決められないもやっとしたグループにいたりして、でもそんな風にクラスメートを分けて見ている自分にまたイラッとして…ああやだやだ。しなやかに生きていきたいですね。

ただ、話戻って、内向的な人は「人が攻撃することは確かによくないけれど、威嚇することまでは受容できるように」あったほうが良い、と先述の本にあり、たしかにこの社会で生きていくなら、その感覚は必要だと思うのです。最近なんだかずっと調子悪くて、あっちこっち皮膚炎を起こしたり、それこそ体調を崩したりしています。別に今担当している仕事内容が嫌いとか、周りに悪い人がいるわけでもないのにどうしてだろう、と思っていたのですが、最近原因に思い当たり、仕事をしている体制が良くないんだろうな、とやっと言語化できるようになりました。お互い悪気はまったくないんだけど、このタイプの人と今の体制で仕事をし続けることは自分にとってとてもしんどい。それを言語化できたとき、解決策がちゃんと見えるようになりまして、やっぱりちゃんと説明できるのは大切だな、と思いました。文句や愚痴って逃げのようで嫌いなのですが、文句を言わないことと、自分の不調の原因を説明できないことは別なんでしょうね。

そんな最近です。 さて、今日はゆるゆる休んで明日に備えますか〜ごきげんよう