おいしさはやさしさ

旅行の日記とか独り言です

青森・弘前旅行②

前回の続きです(日々のブログとは分けて書きます)。 

puch0o.hatenablog.com

 

1日目のゴール

  • あおもり犬を見る
  • 弘前にできるだけ早くゴールする

1日目のまとめ

実際の旅程と、その感想

東京→(東北新幹線)→新青森

朝9時頃出発して、高3の卒業旅行ぶりに東北新幹線に乗りました。普段、帰省時に使う東海道新幹線とは改札が違うらしく、若干パニックになった。予定では、東京駅に早めに着いて駅弁など買う予定が、在来線の電車遅延により全部パーになり結構凹む。そして駅構内をダッシュしたため息切れする。ちなみに東北新幹線東海道新幹線と違い、全席指定席なのです(東京〜盛岡間。盛岡以北は、空いている席は自由席扱い)。知らなかった〜!東北新幹線には車内誌があって、今月号は千葉と東北の情報が交互に載っていました。ちょうど県立美術館と三内丸山遺跡について、沢木耕太郎がエッセイで取り上げていてラッキーな気分だった。

抜かしてしまった朝ごはんを食べたく、車内販売を見るとお弁当があったので買いました。どっちかというとサンドイッチの気分なんだけど…と思いつつ幕の内弁当食べてたら、あとから朝食用の車内販売が来てちょっとしてやられた気分。新幹線といえば固いアイスクリームですが、東北新幹線ではりんご味も売っているようです。帰りに食べよう、と思いつつ抜かしてしまって後悔…

新青森→(JR奥羽本線)→青森

新青森についたら、一旦改札を出て(出なくても良かったのかもしれない)観光センターへ。各エリアの地図と情報をざっくり手に入れたく寄ってみました。駅の中にねぶたがたくさん置かれていて、観光センターでもBGMが津軽海峡冬景色で、来たよ青森!って感じ。奥羽本線は謎にIC乗車券が使えないので、切符190円分を購入して駅ホームへ。ちなみに券売機も1台しかないので、ギリギリに駅に行くと結構焦る。ホームに降り立つとそこは銀世界で、本当に冬なんだな…と当たり前の感想。待合室で10分ほど待機。電車は出発時間より早く来るので、発車までしばらく待ちます。電車は4両とかなのにホーム長くて、待ってる場所に電車が来ないなど。ちなみに田舎あるある、電車はボタンを押さないとドア開かないよ!地元だとめんどくさいなこのドア、って思ってたけど寒いエリアだと逆に無駄な開閉がなくてありがたかったよ!

青森駅周辺散策

正直、新青森駅から直接美術館に行っても良かったものの、新◯◯駅とは得てして本来の街の中央玄関ではないので青森駅に移動しました。新大阪駅然り、新神戸駅然り(関西ばっかりだ)。本当の中心地は別のところにあるけど、そこに大きな駅を作るのは大変だから別の場所を玄関口にしちゃう現象です。実際、新青森駅は駅の中しか楽しむところはなかったけど、青森駅は駅前に商店街があって結構楽しめた。

昼ごはんを食べていなかったので、地元の食堂みたいなところを探して行きました。青森といえばのっけ丼、とも聞くけど所詮素人はいつもの海鮮丼を作ってしまうのだよ…と思って行くのやめた。

青森「おさない食堂」 旅人から漁師まで。海峡街の駅前食堂 — Syupo [シュポ] – 酒場めぐりマガジン

「見たことないメニューがあればそれを頼む」というマイルールのもと、帆立貝味噌焼きっていうメニューを頼みました。あとで調べてみたらやっぱりローカル料理だったし、めっちゃ美味しかった〜。美味しいのに全然混んでなくて、店員さんも感じが良くていいとこでした。またいきたい。

美術館行きのバスまでは時間があったので、駅前を散策。海が見たくて北側に歩くと、1分ほどでねぶた館ワ・ラッセとA factoryが見当たり、一旦A factoryの方へ。

A factoryっていうのは、青森産りんごを使ったシードル作りをしている工場で、併設しているショップでりんご製品を取扱いまくっている施設です。カフェもあってなかなか良い。何よりおしゃれ。

store.shopping.yahoo.co.jp

 

青森発→(バス)→青森県立美術館

田舎の公共交通機関は「一本逃すと命取り」なので早め早めの行動を心がけます。10分前からバス停で待機。途中おばあちゃんに話しかけられたけど、本当になんて言ってるか分かんなくて困った。別のバスを待つおばあちゃん集団に囲まれ、みんながみんなマッチ売りの少女みたいなフードかぶってて、一周回って可愛らしさを感じた。そしてバスに乗って30分ほど揺られ、県立美術館へ。ちなみに雪がすごいせいか、全然時刻表どおりにバスは動かないです。乗ってる分にはいいけど若干焦る。こういうバスって、観光客エリアだけやたら乗り降り激しいパターンかと思い…きや全然そんなことなく、バスに乗ってたの私だけ。逆に不安だ。

青森県立美術館

バス停から降りて、さっそく迷子に。雪でいろいろ埋まりすぎて、どこにどう進めばよいか分からない。建物の白さが雪の白さに混ざり(いい意味で)、方向を見失いました。ちなみにバス停降りて「美術館入口」を直進、道に突き当たったら右手に進む、というのが答えです。雪のせいでいろんな道が閉鎖されていました。

ロッカーに荷物を預けて美術館を楽しむ。B1Fスタートだったのですが、シャガールの絵が本当に大きくて思わず声がでた。バレエの舞台用の幕だそうです。あの大きさはあそこに行って目の当たりにするこその大きさだと思うので、ぜひ興味がある人は見に行ってほしい。今回は10周年の展示だったので、基本的にはコレクションが展示されていました。

あおもり犬も、ここだけ写真撮影OKでした。無事見れました雪の帽子〜!

https://www.instagram.com/p/BQ4xGkzA4Mb/

ベレー帽だ #あおもり犬 #雪の帽子

そんなこんなでぐるぐる周って気づけば1時間半ほど。もうちょっとさくっと回れるとも思います。ミュージアムショップは時期のせいか?若干期待ハズレでした。もっといろいろオリジナルアイテムあっても良いのでは…とか個人的には思うものの、ここ限定のかまわぬ手ぬぐいを買いました。

美術館を出て、バスの時間を調べたところ1時間ほどバスがないことに気が付き(今さら)、雪の強さに諦めかけていた縄文遺跡に行くことにしました。

※バスの時間はここで見れるので、ちゃんと事前準備をしましょう

アクセスマップ | 青森県立美術館

青森県立美術館→(徒歩)→三内丸山遺跡(縄文時遊館

バスで来た道にもどり、美術館から遺跡を目指す。誰も歩いていなくて、自衛隊の人としかすれ違わなかった。ずんずん歩き、道を渡るタイミングを見失い、Google Mapsが迷子になり、など苦労を越えて10分ほどで到着。遺跡の名前と建物の名前が一致していなくて不安になりましたがノープロブレムです。こういうパターン本当にやめてほしいな〜と外の人間としては思う。ジユウカンなんてかっこいい名前つけなくていいから、この博物館を通り抜ければ遺跡に入れるってこと、もっとわかりやすく伝えてほしい。

三内丸山遺跡

とはいえ到着が閉館の40分前で、「ざっと見て回るのに30分くらいです」と案内係の人に言われながら焦って遺跡をまわる。地図を見るとやたら広そうなものの、実際は外に出て遺跡まで行ってしまえばあとは全部近く。社会の授業で覚えさせられた「竪穴式住居」とか「高床式倉庫」「ネズミ返し」とかとか全部あります。なんかよく分からん6本の棒でできた建物もあった。心の中のBGMはレキシ「狩りから稲作へ」。

https://www.instagram.com/p/BQ4xgPCgnb1/

#竪穴式住居 が雪に埋もれすぎてる問題 #縄文時代 #タカユカシキ #ネズミガエシ #ニホンノレキシ

とりあえず雪がすごかった。でも全部遺跡に入れます。正直夏に来たほうがいろいろわかりよい気もするけど…

 

長くなってきたので1日目はこのあたりで。