寒の戻りといいますか、昨日の暖かさがウソのような土曜日でした。「朝からしたいことだけしよう!」と思って、スタバでさくらラテを飲み春を感じ、さくっとヒトカラで歌い上げ、本屋をふらついた良い一日でした。移動しながらTwitterを見ていたら、「おすすめの本を紹介してください」っていう他人の投稿を見かけて、ああそういう本との出会い方って私あんまりしないかもな、と思ったのでつらつら書いてみます。
デートするなら本屋
本屋が好き。フロアの多いところなら、一日中本屋をうろついていられる。知的好奇心を刺激されるのもあるし、世の中こんなにいろんなカテゴリの本があることに驚きもするし、いままであまり知らなかった隣の領域を覗き見られるのがアマゾンとの違いのように思う。混んでいないのも良い。ビジネス街ならビジネス書、観光地ならご当地本、など土地柄が垣間見れるのも興味深い。新書が揃っているお店は、「意外とこの辺知的なんだな」ってなる。文庫本のPOPが多いお店は、本好きがいっぱい働いてるのかなって思う。本の匂いが好きだからずっといられるけど、だからといって必ず本を買うわけでもない。たまに数冊どかっと買ってしまう時は衝動買いだから、もしかしてストレスたまってるのかな自分?とも思う。ブックカバーが好きなお店で本を買うのは楽しい。こだわりポイントは我ながらわからないけど、デザインとか紙質が気になるのかも。たとえば、紀伊国屋のカバーは好きだけど、ジュンクはあんまり好きじゃない。ブックファーストのカバーは、前のより今のが好き。
ちなみに、そのくらい本屋とか本が好きなので、まだあまり知らない相手とデートするなら、ディズニーよりも本屋かも。本を読む人かどうかで線引をしたいわけではなく、何に興味があるのか示したり、それを伝え合ったりできるのが良い。自分が思っていることや興味関心のあることをうまく形にして伝えられないので、本という媒体をとおして伝えられるのはすごく助けになる。同じように、相手の意外な面を見ることもできる。本屋で散歩してからカフェに移動して、お互いの選んだ本を交換して読み合いっこ、とかしたい。
まだ見ぬ本と出会うために
流行っているビジネス書はAmazonとか、そういうの好きな人達のSNS投稿でだいたい分かる。だから、その枠に入らない面白い本、新刊本じゃないけど良い本と出会うために本屋さんのSNSの投稿をフォローするようにしています。もちろん、本屋に行って紹介されている本を買うことなんて週1くらいはある(結構な頻度…)
そうやって知って最近読んでる本たち。
(絶対この本昔買ったのになくした…)
最近はファッションに興味があるのでこのあたりも。
「おめかし」って言葉、「おしゃれ」よりなんだか上品で良い。
恥ずかしながら色々知らなかったブランドをこの本で勉強しました。「あのよく見るアレ、そういう名前だったんだ」が割とあった…
ちなみに、情報収集の手段として見ているInstagram、実際に気になる投稿たちをあげるとこんな感じ。
Tumblrもときどき見に行く。
あとは、人におすすめされた本は割にすぐ買ってすぐ読んじゃう。相手がわざわざおすすめしてくれるような本だから面白いだろうし、逆に考えると相手の最近思うことを知る手段になるようにも思う。最近気にしているであろうポイントに気が回っていると、それがほんの一部でも好印象につながるのでは?と思ったりして。
そんな感じに以下2冊を買った。
こうやってどっさり本を買って読んでしていたら、そりゃ引きこもりますよね…って急に冷静な気分になってきた。そしてこんなに私が好きな読書というもの、全ての人が楽しんでいるわけではないと最近知って衝撃を受けています。読書って文化のひとつだもんな…親にグチグチ言うこともあるけど、本好きに育ててくれたことには感謝しかない。
日本の人口のほとんどは「全く映画を観ない。年に1回も行かない。本も1冊も買わないし読まない」で、すっっっっっごい少ない2-3%が死ぬほど映画観たり本買ったり映画館行ったりしてるだけ、っていう統計を見て「あーやっぱり」って思ったぞよ。本読むのも映画館行くのも「珍しい人」ですw
— kurikuri321 (@kurikuri321) 2016年12月31日
とか言いながら今日も今からお茶淹れてゆっくり読書タイムです。ごきげんよう!